ツチヤンの生活日記

将来にはのび太くんになりたい28歳 ♂ in 名古屋 (・土・) 。※このツチヤンはフィクションです。

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2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

中二病で隔離入院 No.021

[フル] 筋肉少女帯「中2病の神ドロシー 〜筋肉少女帯メジャーデビュー25th記念曲」中二病という病がある。大変に恐ろしい病で若年時に発症すると、その後遺症に生涯苛まれることもあるという。所謂中二病を改めて定義すると、それは中学2年生、14歳といった…

妹君と風呂とわたくし No.020

夕刻。一風呂浴みてやろうと、ぽちっ、と湯のすいっちを押してぴっ、なんて可愛らしい擬音を鳴らしてみると、妹君が御姿を現しやがり一言。「今入ろうと思ってたから早く出て」その言を咀嚼してみるも、わたくしは疑問符を浮かべている。「なんで風呂の時間…

あたし今夜は帰れないの No.019

From 兄 To 妹無題帰りに牛乳買ってきて(-土-)ノ(2015/12/25 20:08) From 妹 To 兄Re:無理。今、香港。(2015/12/25 20:35) 近頃、奴を見かけないと思ったら外国にいるそうです。 よいこのみなさんは無断外泊はやめましょう。 にほんブログ村

漫画土 遠浅の部屋 (大橋裕之 作)

遠浅の部屋 作者: 大橋裕之 出版社/メーカー: カンゼン 発売日: 2013/06/06 メディア: コミック この商品を含むブログ (8件) を見る あらすじ 1998年4月、高校を卒業した僕はプロボクサーになりたいといって、実家を離れてこの街にやって来た。 …なんで僕は…

逃走用のトナカイを用意しろ No.018

風邪をひいた。 浮世は基督教の祭事で賑わいを見せておるが、小生は5畳ほどの我が城で休むとしよう。幸い、書の山は隆起しておる。 祭りに浮かれるものも、祭りを厭うものもどちらも大馬鹿者である。馬鹿は風邪をひかない。人間の群れはあまり好かない。war…

漫画土 血潜り林檎と金魚鉢男 (阿部洋一 作)

新装版 血潜り林檎と金魚鉢男(1) (アース・スターコミックス) 作者: 阿部洋一 出版社/メーカー: 泰文堂 発売日: 2015/12/12 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 祝「血潜り林檎」大復活! あらすじ 雨上がりに現れるという頭部が金魚鉢の吸血鬼…

「豚汁」の読み方 No.017-2

聖書では「豚に真珠」なんて言いやがりますが、いくら真珠が珍貴であるとしても、どれだけえらそうにしてても真珠は喰えないのであって、小生に言わせれば「真珠に豚」。 垂らした胡麻油が鼻腔を撫ぜると、あははと思わず放笑してしまうわけですが、それにつ…

「豚汁」の読み方 No.017

豚に真珠なんてぇ仰いますが、僕に言わせれば真珠に豚でございやす。真珠は食えません。 だし汁に、ぶったぎった野菜を放り込み、豚もぶっ込む。 火を止めて味噌を溶き、もう一煮。 白飯を喰らい、啜る。 冬は「とんじる」がんまい(・土・)。 にほんブログ村

川の下の空白 その1

鳥々 鯉々 交尾虫 枯れた蟷螂を埋めた。 亀はいなかった。 にほんブログ村

僕の妹がこんなに可愛くないわけがない No.016

この頃、妹の香水がきつすぎて家の中にヴィレッジヴァンガードみたいな匂いがたちこめている。僕は密かに「歩く公害」と呼んでいる。うちの兄妹仲は良くない。宇宙中どこでもそんなものかもしれないが、風呂に入れば「早く出て」と言われ、兄貴ではなく「お…

漫画土 仏ゾーン (武井宏之 作)

漫画土、漫画の記事を書くカテゴリである。 名前の由来は言わずもがな、もがなである。 仏ゾーン 1 (集英社文庫―コミック版) 作者: 武井宏之 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2007/07/18 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 22回 この商品を含むブログ (16…

変換予測は失礼じゃないか? No.015

1年前からこんな疑念にかられている。携帯電話には予測変換機能がある。文字を打つと、画面にはその変換を予測した文字群が羅列される。今、「あ」と打ってみたら「ありがとうございます」「アメリカ 」「愛」などが候補に上がった。昨今、スマートフォンの…

「マイブーム」という言葉を作ったのは誰か

お題「マイブーム」 お題スロットというはてなブログのサービスを見つけた。更新ボタンを押すとランダムにお題が出されるシステムである。 どんなお題があるか知りたくてボタンを連打していたら「マイブーム」というお題で手が止まった。 この「マイブーム」…

今回は夢オチです No.014

うつろな世界。世界がフィクションになる。急にふと、何をしているのかが分からなくなる。身体は動くし言葉も喋れるが、他人の動きを身体の中から眺めているような錯覚に陥る。意識は俯瞰してみているもう一つのところにある。魂が抜け出てしまった。僕たち…

亀になりたひ No.013

僕は将来、亀になりたい。亀になろうと思っている。我が家の前には川が流れていて、橋がかかっている。その袂には春先になると何匹か亀が現れる。天気のいい日には川水に浮かび、時々手足をばたつかせて進む。土手を舗装したコンクリートに上がり、日に当た…

僕の見ている色はあなたの見ている色と同じか No.012

実る林檎は赤。晴れ渡った空は青。 生い茂る草木は緑。卵の中身は黄。 闇夜は黒。光は白。 僕はそれを見てその色を感じる。 あなたもそうと思う。 ただ、一つわからないのは僕が感じるその色を、あなたが僕と見ているその色と同じ色に感じているかどうか、と…