妹君と風呂とわたくし No.020

夕刻。一風呂浴みてやろうと、ぽちっ、と湯のすいっちを押してぴっ、なんて可愛らしい擬音を鳴らしてみると、妹君が御姿を現しやがり一言。「今入ろうと思ってたから早く出て」その言を咀嚼してみるも、わたくしは疑問符を浮かべている。「なんで風呂の時間を制限されにゃならんのだ?」と返すも、「今自分が入ろうと思っ…